高齢者は何歳からですか?
平成18年 高齢社会白書に目を通してみました。
まず、正確に我が国の高齢化の現状に目を向けましょう。
我が国の総人口は、平成17年10月1日現在、1億2,776万人で、前年に比べて2万人
減少し、戦後では初めてマイナスに転じました。
一方、65歳以上の高齢者人口は、過去最高の2,560万人(前年2,488万人)となり、
総人口に占める割合(高齢化率)も20.04%と、初めて20%を超えました。
統計では、65歳以上を「高齢者」と定義していますが、自分が65歳になると
高齢者だと思うのでしょうか?また周りを見渡してみるとどうでしょうか?
内閣府が行った「年齢・加齢に対する考え方に関する意識調査」では、
高齢者のとらえ方は
「70歳以上」が48.7%で最も多く、
「65歳以上」が18.5%で次点 となっています。
また、高齢者のイメージとして
「心身がおとろえ、健康面での不安が大きい」が72.0%でトップ
その他
「収入が少なく、経済的な不安が大きい」
「古い考えにとらわれがち」
→健康面、経済面で否定的 な意見が並びます。
その一方
「経験や知識が豊かである」 「時間にしばられず、好きなことに取り組める」
→知識や考え方の面で肯定的 にとらえています。
高齢者に対する意識の変化や元気で活動的な高齢者が増加していることを踏まえ、
実社会の中では、「高齢者」を画一的にとらえる考えは見直すべきだと思います。
通学路の巡回パトロールに高齢者が活躍するなど、社会の担い手の一員として
存在感を生かしてゆける社会を作っていくために、「高齢者」をひとくくりにせず、
個人の豊かな経験・知識に頼っていきたいですね。
1 月 31 2008 10:18 am | ファイナンス and 週刊コラム
